PostHeaderIcon 日経新聞で見る太陽光よりバイオ燃料が優れている理由

日経新聞の9/5の電子版に記載されていた
農地使うならバイオ燃料生産 太陽光発電より多様な効果」をご覧になられたでしょうか?

http://www.nikkei.com/tech/ssbiz/article/g=96958A9C93819696E2E3E293808DE2E3E2EBE0E2E3E3E2E2E2E2E2E3;p=9694E3EAE3E0E0E2E2EBE0E4E2EB

 

内容を要約すると

・福島第1原発事故以来、自然エネルギー導入拡大の声が盛り上がっている
・ソフトバンクの孫正義社長は「休耕田に太陽光発電パネル」というアイデアを提唱している

自然エネルギーの議論は、太陽光と風力が大半だが、
低炭素社会の構築には、バイオディーゼル(BDF)やバイオエタノールなどの
バイオ燃料も含めた自然エネルギーの活用が不可欠だと記事には書かれてあります。

 

●同じ面積で休耕田太陽パネルを設置した場合と
バイオ燃料に使う作物生産した場合

 

日経新聞に記載されてる内容として

・太陽光発電の方が生産性だけを考えれば、かなり効率的
・太陽光も風力発電も発電と同時に消費されるフローエネルギー
・太陽光も風力発電は出力調整できない電源なのに対し、バイオ燃料は液体燃料として蓄積可能
・バイオ燃料は容積当たりのエネルギー密度が高い為、自動車や航空機の燃料や火力発電にも利用できる

更に付け加えるならば、

 エネルギーの保存が出来ない太陽光や風力発電は、
私たちの必要とする電力供給の形には対応できず、
原発や火力にとってかわる事が現状では不可能でないでしょうか?

 

今夏の電力不足の問題を思い出していただきたい、電気不足が叫ばれていたのはピーク時のみ。
つまり「私たちが望んでいる電力供給は必要な時に必要なだけ」という事です。

太陽光や風力発電の様な自然任せでは、

・発電量が晴れの日と比べると、曇りの日が、約3~5割程度、雨の日だと1割程度
・雪が積もって、太陽光が届かなければ発電できない
・高温に弱く、快晴でも夏の気温が高い時は発電量が大きく低下する
・落雷や飛来物による破損が意外に多い
・設置時の向きや角度、地域や条件によって年間の発電量が大幅に下がる

つまり、太陽光がいくら時間当りの発電効率が良くても、スマートグリッドをすすめても、
必要な時に発電量が足りず、必要ない時に大量に発電してもらっても意味がないのではないでしょうか?

もちろん、太陽光が悪いわけではないのですが、
リスクやデメリットを無視して、良いイメージだけが先行しすぎている気がします。

雪に覆われた寒空の中や、梅雨や秋の長雨時に必要な電気をどうする?

とりあえず石油で火力発電?

石油が枯渇して手に入らなくなる(原油高騰がさらに深刻化する)

やはり原子力

これでは元のもくあみ…全く意味がありません。

 

再び日経新聞を読み返すと、「世界の流れとしてバイオエタノールやBDFを捨て、
太陽光発電に向かっているわけではない。」と記載されています。


バイオ燃料の重要な利点として、太陽光発電は無人で稼働し、地元では雇用をほとんど生まないのに対し、
バイオ燃料は、生産農家、燃料加工者、輸送などそれなりの雇用を創出する。

自然エネルギーの促進と日本の休耕田放棄地の利用、雇用創出を考えるなら、
太陽パネルよりもバイオ燃料生産の多様な効果を意識するべきだと記事は締めくくられています。


バイオ燃料は、液体として燃料の備蓄が可能で、必要な時に必要なだけエネルギー供給が可能であり、
地元に対する雇用も創出が可能で、さらに化石燃料と違い大気中のCO2増加につながりません。

バイオディーゼル生産のために栽培されている菜種畑(イギリス)

実際、世界では使用済み天ぷら油だけではなく農業生産によって原料を確保し
米国をはじめ、EU、ブラジル等、バイオ燃料生産は着実に拡大し、
今や世界の石油消費量の2%以上の比率を占めるに至り、
アメリカではガソリン消費量の9.3%がエタノールに転換されています。

EUの2009年の輸送用バイオ燃料消費量

 

ゲットプロは、バイオディーゼル燃料の精製機メーカーとして
単なるCO2削減ではなく、様々な複合的メリットがある優れたエネルギーとして
バイオディーゼルの普及に今後一層力を注いでいきたいと考えております。

1人でも多くの方がバイオ燃料に興味を持ち、
1社でも多くの企業様がバイオ燃料をエネルギー対策の1つとして検討していただければ幸甚に存じます

 

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